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始まりました!『ディスクレビュー』!!
タイトルからおわかりのようにお勧めディスクを紹介するコーナーであります。Dancehall部門、Oldies部門に分けてご紹介致します。これだけではあまりにも普通。。。
そこで!強力レビューワーをご用意させて頂きましたぁ!毎回、各部門をご紹介します!!お楽しみに!!!

Dancehall部門担当 前田和彦氏
雑誌等でレゲエのディスクレビューを多数担当する。
Oldies部門担当   沖野正明氏
大阪アメリカ村老舗レコード店Drum&Bass Recordsに勤務、
505-Okino氏。


06

Old To The New
Steely & Clevie Tribute to Joe Gibbs Classics
(VP RECORDS)

説明不要の名リディム・トラック・メーカー、STEELY&CLEVIEによる企画モノコンピ。70年代に多くのヒット曲を送り出したファンデーション・レーベル、JOE GIBBSの音源をオリジナル・アーティストを絡めつつのリメイク!!以前にも同じような企画でSTUDIO ONEをリメイクし、DAWN PENNの「NO,NO,NO」を世界的にブレイクさせるなど、このての企画なら実績はじゅうぶんな彼ら。今回もバッチリな内容!!昔と変わらない美声をJUNIOR KELLYとのコンビで聞かせるJC LODGEや、LUCIANOとのコンビでこれまた健在振りをみせてくれたMIGHTY DIAMONDS、BARRINGTON LEVY等々のセルフ・カヴァー組。もう、どの曲もとにかく気持ち良い!! なかでもCULTUREのセルフは鳥肌物!! その他のカヴァー曲も想いのある感じでよい。SASHA&SEAN PAULの「I'M STILLIN〜」は格別だし、GLEN WASHINGTONの「MONEY IN MY POCKET」も愛があって最高。ホントに良い企画、流行の曲だけではなく良い音楽を聴きたいと言う人に是非オススメ!!
TEXT by 前田 和彦


06

V.A.
FIREHOUSE REVOLUTION
King Tubby's Productions In The Digital Era 1985-89


テナー・ソウ、レッド・ローズと並ぶアウト・オヴ・キー・シンガー、キング・コングの「バビロン」、キング・エヴェラル「スペシャル」といったキラーなチューンも収められているが、88年にリリースされたサウンドクラッシュ・チューン集「KING TUBBY PRESENTS SOUND CLASH DUBPLATE STYLE」からそのまま抜き出した曲もあったりと少し物足りない部分もある。7"でしかリリースされていないキラーな曲は実はまだまだいっぱいあるので何かの機会に紹介できれば、とも考えている。セレクター諸君にはとりあえずこの「スレンテン」ヴァージョンが入っている「使えるアルバム」としてリコメンドしておく。

キング・タビーの80'sプロダクションレーベル(FIREHOUSE, WATERHOUSE, TAURUS)の作品を英プレッシャー・サウンズがコンパイルしたアルバム。プレッシャー・サウンズはキング・タビー作品のみならず70年代のルーツ・プロダクションの貴重音源をまとめたアルバムをこれまで多数リリースしているのだが、2000年代に突入した今、こうした80年代デジタル世代のレゲエの夜明けともいうべきキング・タビー80'sダンスホール・サウンドの重要性をこのアルバムで示した。アルバムはファイヤハウス・レーベル最大のヒット曲、代表曲であるアンソニー・レッド・ローズの不滅のサウンド・システム・アンセム「テンポ」で幕を開ける。緊張感漂うシンセのフレーズとチープなドラムマシンの底をうごめく蠢く不吉に歪んだベースラインにのるレッド・ローズの挑戦的なサウンドクラッシュ・リリックまでもが金属的に加工されたこの曲を聴けば、70年代に「ダブ」というジャンルを確立したタビーの鋭いサウンド感覚がダンスホール・レゲエにもたらしたものとは?と考えずにはいられない。他にもファイヤハウス製「スレンテン」トラックのレッド・ローズ「アンダー・ミ・ファット・シング」とそのヴァージョンが収録されている。ジャミーズ製「スレンテン」が本家とされているようだが、シンセベースのイコライジングやドラム・パートの抜き差しなど、あらゆる面で「ダブ」なタビーの「スレンテン」は現在のフィルター・ハウスやテクノの手法をまさに「とっくの昔」に超越しているといえるだろう。
TEXT by 沖野 正明 from Drum & Bass Records

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